ミトコンドリアとアルマーニ



これからはごくごく私的な心情というか

ご縁があった皆様にだけ伝わればいいという

開き直った方針で好きな事を書いていく。

というか今までと変わりはないが(笑)

だからここには一般受けを狙った一般論はないし、

ソースを明記するコピペ論もなし。

あるいは伝統的な文献やお偉い有名人のコメントを

さも知ったかぶってパクッて言うことも絶対にない。

単なる思いつき。

私の心の奥底から湧き上がるパッション。

それを書いていく。

それで医学は人々の健康のために

役に立たないとなると、

ではどんな学問、どんな切り口がいいのか?

早い話が今の医学体系は西洋も東洋もすべて

後手後手医学の治病医学。

病気になってから処置する医学。

これじゃあ病人を減らすなんて無理。

もしも本気で病人を減らし健康な者を増やしたければ、

治病医学ではない未病治医学、

治病医学ではない予防医学、

病気を研究する治病医学ではない

健康を研究する健康医学が必要となる。

そしてその健康医学の骨子は

ミトコンドリアの探求、ミトコンドリア医学となる。

私たちは体内にミトコンドリアのスーツを着ている。

これがあるからこの酸素濃度が21%もあるとてつもない

酸化環境で生きていられるのだ。

このミトコンドリアのスーツをもしも脱いでしまったら

速攻で酸素の酸化毒に侵されて即死する。

ミトコンドリアのスーツをアルマーニなみの

高級な仕立てに作り替える。

それが健康を勝ち取る最速最強の道。

ミトコンドリアは一酸化窒素、グレリン、

ナトリウム利尿ペプチド、乳酸などで増強される。

つまり鍼灸指圧を習慣化していると

アルマーニ仕立てのミトコンドリア・スーツが

自然にゲットできてしまうのだ。

ちなみに私はいつもカジュアル、

アルマーニのスーツは着た事ない(笑)


  


2018年10月30日 Posted by ハリィー今村 at 20:04Comments(21)

最速最強の道



西洋医学も東洋医学も健康のために

あるものではない。

正確に言えば西洋医学や東洋医学のコンテンツは

健康になるためにある程度は利用できるという

程度のもの。

そしてより意地悪く言うのなら

西洋医学も東洋医学もぶっちゃけてしまえば

どちらもそれに従事する者たちの生活のために

あるに過ぎない。

医療が崇高であるとか、医は仁術、などと

なんだか医療にはそんな高貴なイメージが

まとわりついているように錯覚されているが、

そんな馬鹿な話はない。

医療はビジネス。医療は金儲け。

そんなの当たり前じゃん!

もちろん東洋医学も一緒。

手をかえ品を変え患者を誘引して

銭儲けをする医療ビジネス。

こんな事を言うと崇高な鍼灸師は相当に怒りそうだが、

まあ、知ったこっちゃない(笑)

かいつまんで言えば医学は医学のためにある。

ただそれだけ。

本当に世の中に健康な人間を増やそうと

本当にホンマに大真面目に思うなら、

医学という手段はほとんど何の役にも立たないのだ!

だって医療ビジネスは後手後手ビジネス。

病人を量産してナンボ。

つまり本当に健康になる方法など誰も教えてくれないのだから

濡れ手に粟、入れ食いで患者が釣れるのは必定。

俺は腹が立ってしょうがない。

カリスマドクター、有名鍼灸師、みんながみんな

難病を治しただの、そんな自慢大会。

そりゃああんたの腕がいいのは結構毛だらけだが、

医療の究極の目的は病人を生み出さない社会の実現。

どんなに腕のいい医療者が増えても

そんなことではビッグファーマはびくともしない。

ミトコンドリアがメジャーにならないのは

ならないだけの理由がある。

西洋医学も東洋医学も頼らずに

ミトコンドリアの真実に到達する。

それが最速で最強の健康術を獲得する道だ。


  


2018年10月29日 Posted by ハリィー今村 at 10:38Comments(4)

血圧万歳




金魚は低血圧。

なぜかというと水中には重力があまりかからないから。

金魚は水中に浮かんでいるようなもので、

だから金魚の血液はどこかに吸い寄せられるという事もなく、

金魚の血液は少しの圧力で全身に送る事ができるのだ。

だがもしも地上で人間が金魚並みの低血圧だと

血液は重力に引っ張られて一か所に集中、

つまりぜんぶ足の方に下がり、足がパンパンに

むくんで、逆に頭には血が行かなくなり

フラフラして脳貧血でぶっ倒れるのは必至だ。

人間は地上で重力に逆らって頭へと血液を送り

また全身へと送らねばならない。

脳へ送られる血液が少なくなれば頭がボンヤリして、

それが進行すれば認知機能に異常が出る。

血圧をむやみに下げようとする今の医学常識は

生物学的に正しいのだろうか?

俺的には血圧様、まことにありがとう、

血圧万歳!
  


2018年10月27日 Posted by ハリィー今村 at 23:01Comments(6)

儚くもしたたか




古代中国人はミトコンドリアもヘモグロビンも

知らなかった。

だからその替わりに気や経絡や経穴という用語で

身体観、生理観を構築した。

現代人はミトコンドリアの事もヘモグロビンについても知っている。

私たちは内側の体内にミトコンドリア・スーツと

ヘモグロビン・スーツの二着の酸化防止下着、

インナースーツを着ているから

この酸素濃度21%の酸化地球で生きていられるのだ。

私たちは二着のインナースーツで守られた、いや

守られなければならない存在。

儚くもしたたかな命。
  


2018年10月25日 Posted by ハリィー今村 at 19:50Comments(3)

ポヨヨン



鍼灸師圧がなぜ効くのかを説明する場合、

2つのやり方がある。

ひとつは従来通りに古典的な東洋医学の理論で説明する方法。

これはつまり気や経絡や経穴をはじめとした

鍼灸コミュニティーでしか通用しない用語を

多用して説明することを意味する。

またもう1つの説明方法としては

現代医学や生理学で用いられている言葉で

科学的に説明するやり方。

だけどこのどちらでもない説明もじつはできる。

それは私の手の内の実感をもとに

極めて主観的かつ情緒的また詩的に表現する手法だ。

この第三の手法でいくと鍼灸指圧の効き目を

私はたったひとことで言い表すことができる。

そのひとこととは、

ポヨヨン ( 笑 )

ポヨヨンが降りてくるとほんと治療はうまくいく。

ポヨヨン鍼灸指圧を味わえるのは

世界広しといえど当院のみ。
  


2018年10月23日 Posted by ハリィー今村 at 20:01Comments(5)

新しいパソコンから

ほい、おニューのノートパソコンで初書き込み。

かなり書くスピードがのろくて、

これじゃあチンパンジーのアイちゃんのほうが

絶対に早いはず。

画面がでかくなり、マックからウィンドウズになり、

慣れないので更新頻度がいつ回復するかは不明。

ということでまずはご報告を兼ねての新パソコンからの

初書き込みでした。

う~ん、先が思いやられる ( 笑 )

  


2018年10月22日 Posted by ハリィー今村 at 16:34Comments(0)

癒しの本質



今から27億年前、地球に酸素が増えだした。

酸素による地球最初の環境汚染だ。

酸素濃度が上昇するにつれ、地球の生態系は一変した。

酸素を猛毒とする嫌気性細菌たちがバタバタと絶滅し、

あるものは土中深くに逃げ込んだ。

酸素という猛毒に汚染された地球。

しかしどういうわけかこの酸素汚染の荒野に

やがて多種多様な生態系が華開くのだ。

その立役者がミトコンドリア。

約12億年前にそのミトコンドリアを酸素バキュームクリーナーと

して内蔵し、DNAを酸化毒から守るために核膜で

パッケージした生物が誕生した。原始真核生物だ。

このミトコンドリア内臓型の生命系が酸素の酸化毒から

身を守るスベを身につけた生命系で、その末裔が

わたしたち人間なのだ。

わたしたちの体からもしも今この瞬間にミトコンドリアが

いなくなれば、間違いなく即座に全身の細胞にガン化の

スイッチが入り、全身ガンになるだろう。

それでその先、長く生きるか短いかは未知だが、

たぶんそんなに長くは生きられないだろう。

ガン細胞は酸素があっても酸素を利用せずに

嫌気性の解糖系というATP産生システムだけで

エネルギーを産み出している。

そうこれは27億年前を遡るいにしえの嫌気性細菌の

黄金時代への回帰なのだ。

ここ12億年以上のあいだ真核生物はミトコンドリアに95%の

ATP産生を依存してきた。

もともとの嫌気性細菌の性質の嫌気性の解糖系はわずかに

5%のみATPを生み出しているに過ぎない。

ミトコンドリアに異変が生じると自然に解糖系のATP産生の

比重を増やすスイッチが起動する。

これが言わば細胞のガン化のメカニズムと推定できる。

もちろん事はそれほど単純ではない。

ミトコンドリアが傷害を受けるほどの何らかのアクシデントは

当然のこと細胞本体も傷つける。

よって一概にミトコンドリアのシャットダウン=ガン化とは

言えないのだが、単純化するとまあこんな分析もできる。

細胞には幾つものバックアップ機構が設けられているから、

それぞれの傷害に対して細かくバックアップ機構が働く。

ガン細胞ではオートファジーが亢進することもわかっている。

オートファジーは細胞内浄化システムだから

ガン細胞が映画「風の谷のナウシカ」の腐海の森のような

働きを成していると見なすことも可能だ。

このようにガンすら視点を変えれば善なる側面が垣間見える

というのがカオスな命のありようの難しさなのだ。

バカな人智は何でも善悪正邪とハッキリと二分できると

錯覚している。ほんとバカもいいとこ。

なにが善でなにが悪かなんて生命の世界ではわけがわからん。

ただ症状で苦しむのは御免だから医療はそうした症状に

対する対症療法、対処療法としては意味がある。

だが対症療法や対処療法は原因療法でも根治療法でもないから

それをどんなに高度にしても永久にモグラ叩きが続くだけ。

モグラ叩きを抜け出すには原因を究明しカオスな命の混沌を

悟るしかない。真の癒しとは何か?

癒しの本質とは何か?

癒しの本質とは治療でも対処療法でもなく、

わたしたちの体の地下深くの細胞内に

コロニーを作るハダカデバネズミを喜ばせる生き方?!

おっと、もとい、ミトコンドリアを喜ばせるライフスタイル。

そう、気持ちよさの追求、快楽の桃源郷への道だ。

医療ではないミトコンドリア・リゾートの本質へ。

鍼灸指圧こそこの癒しの本質へ到達する秘密の扉だ。
  


2018年10月09日 Posted by ハリィー今村 at 19:55Comments(29)

俺流鍼灸指圧理論



東洋医学は気という用語を

抜きにしては語れない気一元論の世界。

それで、では気とは何か?

という問題が常に浮沈し、いまだに

気とは何か?の問題は決着がつかず、

それでどうなったかというと、

相変わらずに曖昧なまま、気はあるのかないのか、

気は何なのかわからないまま、

取りあえずその気問題はスルーして、

あると思う派閥はあると思い、

無いと思う派閥は無いと思い、

それぞれ淡々と鍼灸指圧が行われているというのが

現状だ。コレでいいのかね?

なんだか一般の皆さんを煙に巻いているようで、

俺はなんだかケツのアタリがムズムズする。

だから俺もこの気の問題はそれなりに徹底的に

追及してきた。文献も固いの、柔らかいのと

見ての通り読み込んだ。

それで俺なりの結論を言えば気という用語を編み出したのは

古代人であり、彼らにとっては気という概念は

必要だったが、今の現代人の私たちは気という概念を

使用せずとも鍼灸指圧を運用することは可能。

古代人が鍼灸指圧を運用するうえで都合が良かったから

編み出した概念が気。

これは経穴も経絡もおなじ。

すべて古代人が鍼灸指圧を運用するうえで便利なツールと

して気や経穴や経絡という概念が発明されたのだ。

ひとことで言えば古代人のアイデア商品が

気や経穴や経絡。古典医書の素門、霊枢の2冊は

だからこの気や経絡や経穴を使いこなすための

トリセツ、使用マニュアル解説書。

たしかにこの気と経穴と経絡で構成されたバージョン1の

鍼灸指圧フォーマットはここ2000年のあいだは

実用的で本当によく役に立った。

いまでもこのバージョン1鍼灸指圧運用システムで

鍼灸指圧をしても十分に効くことは確か。

だがいかんせんこれらの用語は古い。

気や経穴や経絡という用語の使用期限、賞味期限は

すでに過ぎた感は否めない。

新しいそれらに替わる用語をそろそろ新発明する時期が

到来している。

旧バージョンの古い東洋医学に固執する派閥があったとしても

それはそれでいいとして、

私はニューバージョンの鍼灸指圧運用システムを

発明していく。

気という用語は生理学の用語に置き換え可能だ。

経穴や経絡は皮膚科学と神経生理学でいけるだろう。

現代医学の常識に慣れた現代人の耳にスッと馴染む言葉を

使って東洋医学の効き目を説明する。

それがつまりはニューバージョンの俺流の鍼灸指圧理論だ。

「ひとの皮膚は鍼灸指圧をすることで

皮膚から気ではなく一酸化窒素やATPや

ヒートショックプロテインやオキシトシンやβエンドルフィンが

湧いてくる。それらの鍼灸指圧で合成が促進された

生理活性分子が体液性に全身を活性化することで

鍼灸指圧は効き目を発揮する」

たったこれだけの文章で説明しきれるのが

俺流鍼灸指圧理論のいいところ。
  


2018年10月08日 Posted by ハリィー今村 at 07:08Comments(4)

病気は予防してナンボじゃね?(校正済み)



動物界で最強の抗ガン体質を持つと

言われているのがハダカデバネズミ。

見た目が相当にユニークだが、

アレでガンにはほとんどならない体質なのだ。

ハダカデバネズミなみの抗ガン体質になれば

人間も、もうちょっと健康的で長生きできるかもしれない。

もっともそれでは困る利権勢力がある。

医療利権だ。

ひとの病気が飯のタネ。

医療なんてほんととんでもない商売だよ。

ひとの不幸でメシを喰うんだからさ。

ただ一般的にはそうは言わない。

医は仁術だの、崇高な医学だの。

まっ、キレイゴトはもうエエわ。

本音を言えば医は算術、いや医も算術。

これは当たり前。医者だってカスミを喰って

生きていけるわけではない。

だから医も思いっきり算術ビジネスだが、

その医の質が問題なのだ。

病気になってから病気を治してナンボではなく、

病気になる前に病気を予防してナンボなら、

そうとうにまともな世の中になってるだろう。

だけど現実はまったくそうなっていない。

それでブツブツとこんな面白くもないブログを

続けてきたら、どういうわけか私の気持ちに共感して

時々、私のブログ記事をコピペして応援してくれる

御仁が現れてきた。

まことにありがたい!

タマちゃん、いつも、ありがとーーーーーー!

http://1tamachan.blog31.fc2.com/blog-entry-16678.html
  


2018年10月06日 Posted by ハリィー今村 at 19:25Comments(0)

カオスな命



ノーベル賞でやおら免疫療法が

クローズアップされているようだ。

もっともまだまだこのへんの領域は

わからないことが多く期待先行。

まあそういうことで、私も免疫については

これでも随分と自分なりに煮つめてきたが、

例えば敵と味方を見分けるマクロファージが

ガン細胞の味方になるあたりから、

どうも免疫がわからなくなった。

それで今どんな風に免疫を捉えているかというと、

はやいはなしが、よくわからん、という結論(笑)

たしかに自己と非自己をマクロファージは

トールライクレセプターを使って正確に弁別している。

だがあくまでこれは外部からの侵入者を見分けるという

その点では非常に優れているが、

本来は自己であるガン細胞を見分けるのは、

やはりそれなりに難しくガン抗原の提示という

機序などを使って、なんとかガン細胞を発見しているのだ。

そしてどういうわけかそのマクロファージのなかに

ガン細胞を助けるタイプまで出てくる。

たぶん生命の世界、免疫系は人間が考えるほどに

善悪がハッキリした勧善懲悪の水戸黄門じゃあない。

悪党と思ったものにもそれなりの役目がある。

だからマクロファージはそれらすら助けるのだ。

そういう複雑な世界に人智がザクッと介入して

本当にいいのか?

患者を救うという名目がドヤ顔で世界を席巻している。

カオスをカオスのままキープする。

たぶんそんなベクトルがきっと命のありように

向いている。
  


2018年10月05日 Posted by ハリィー今村 at 19:41Comments(3)