鼻歌は世界を救う



一酸化窒素という分子をずっと追及している。

それで今回、こんな記事を見つけた。

https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/197581.html

はやい話がハミング、ようは鼻歌が

鼻腔内の一酸化窒素濃度を15倍にまで上げるというのだ。

一酸化窒素は血管拡張ホルモンであり、

またマクロファージという免疫細胞が

ウイルスや細菌を迎撃するツール。

つまり鼻腔内の一酸化窒素濃度が鼻歌で上昇すると

ウイルスに対する抵抗力が増すと予想できるのだ。

新型ウイルスにおびえる世界。

それが鼻歌で救えるかも?

やってみなけりゃあわからない。

鼻歌は世界を救う、はず  笑

  


2020年02月20日 Posted by ハリィー今村 at 19:52Comments(2)

天地神明



今から約3年前にスピリチュアル系のネットマガジンに

免疫についての論考をまとめて配信しました。

自分で言うのも何ですが、なかなかうまく

まとまっているので以下に貼りました。

https://www.el-aura.com/kouhakudo20161115/




新型コロナウイルス肺炎が今後この日本で

どのような動向を見せるのか非常に気がかりです。

しかしウイルスはナノサイズのタンパク質の粒。

タンパク質という意味ではスーパーで買う豚小間と同じ。

肉料理の際によく使う香辛料は美味しくするためも

もちろんありますが、胡椒やニンニク、ネギなどの

芳香性揮発物質にはたいへんに強力な殺菌作用がある。



この芳香性揮発物質の殺菌力は香辛料のみならず

野菜や果物の香りにはだいたいすべて備わっている。

なぜなら野菜や果物はウイルスやバクテリアを殺すために

こうした芳香性揮発物質を産生するからだ。

この植物が放つ殺菌作用のある芳香性揮発物質を

旧ソ連のトーキン博士が研究し、

フィトンチッドと名付けた。



結核が猛威を振るった昭和初期にある食養指導家は

ネギを使った料理で結核患者を治療した。

なぜそんなことができたかというと、

ネギのフィトンチッドが結核菌を殺菌してしまったから。

結核菌とウイルスはサイズも性質も異なるが、

恐らくはウイルスにもネギのフィトンチッドは

それなりに効果を発揮するはずだ。



古代の漢方薬のスタイルは衣冠療法。

早い話が衣冠スタイルの漢方療法とは

漢方薬の香りを身にまとうことを言う。

それはまさに人体をフィトンチッドでくるむ療法。



香りの成分は呼吸器を通して肺胞から血液中に取り込まれ

全身を回る。それは食べ物とて同じ。

ニンニクを食べるとわずか2分後には足の裏の汗腺から

ニンニクの香りが揮発する。

つまりフィトンチッドをたっぷりと含む様々な

野菜や果物を食べていれば全身がフィトンチッドで

包まれて細菌やウイルスに対抗できると想定できるのだ。



本当に必要なものはいつも身近な手の内にある。





「聖人と称し 仏陀と号するも もとより人なれば

畢竟 我 講究討論の友にして 師とするものは天地なり」

江戸期の思想家・三浦梅園

  


2020年02月05日 Posted by ハリィー今村 at 20:17Comments(7)