メソッド再考



筋トレを止め、懸垂を止め、

ジョギングを止め、自作ヨーガを止め、

今は温灸だけを3日と空けずに習慣化している。

筋トレやってる時は時折、妙にだるくなった。

懸垂の時もそう。

ジョギングは3日坊主。自作ヨーガも長続きせず。

だいたい自分の体に合わないメソッドはこうして

自然に脱落していって、最後に残ったのが

自分に合うもの、と勝手に思っている。

筋肉を付ければ歳をとっても歩けるとか、

そんなアドバイスがマインドコントロールのように

メディアで大合唱だが、こういうのは相当に疑ったほうがいい。

いつまでも元気で歩いている高齢者は筋トレをして

そうなっているわけではない。

たぶんそういう高齢で元気な皆さんはとくに健康に

気をつけて生活しているわけではない。

恐らくはあんまり健康なんてことを意識せずに、

ただ本能のおもむくままに生きてきただけ。

その本能の羅針盤に従う生き方ができれば

健康長寿は全うできるのだ。

小賢しい知識なんかだいたい役に立たない。

知識なんか増えれば迷いの元。

自然界の動植物にはきっと迷いなど無い。

バッタは飛びたくて飛ぶのではなく

そういう体に生まれたから飛んでいるだけ。

バッタは筋トレなんかしない。

いやわからんぞ。密かに草にぶるさがって

やってるかも(笑)

まっ、筋肉なんかつければ体が重くなる。

関節にかかる重力負荷も加算される。

体重をわざわざ重くする筋トレが体にいいわけがない。

筋トレではなく筋取れ。

筋肉を細く柔軟にするメソッドならば幾ばくか

健康に寄与するだろう。

関節と関節のあいだにギュウ詰めに筋肉がつけば

動きが制限されるに決まってる。

筋トレはようは身体の可動性を制限してしまうのだ。

ロボコップになるか、クラゲもしくはクモザルになるか。

柔よく剛を制す。

最強=最柔。

柔らかいが最強なのだ。

自然界で最強の生き物はコケ。

コケは地球のほぼ全領域で棲息できる。

そのコケの生き様とはノーガード戦法。

乾燥すればその乾燥に適応しカリカリになって生きる。

湿潤になればその湿潤に適応し瑞々しくなって生きる。

環境に逆らわずあるがままを受け入れる。

環境をストレスと感じずにそれに溶け込む。

いちいち環境にイライラしている俺も

少しはコケの爪の垢を煎じて飲んだほうがいい(笑)

コケは筋トレも懸垂もジョギングもヨーガもやらずに

最強になった。

人間もべつにメソッドをやって生き延びたわけではない。

ただ必死に食いつないで人類はここまで来た。

なにが正しいのか、正しくないのか。

本当のところはわからんが、

あんまり必死こくメソッドは体に悪いことは確かだろう。

やってみて本当に体が軽くなる。

そんなメソッドが見つかれば最高だ。

いまのところ俺には温灸が最高だ。
  


2018年09月30日 Posted by ハリィー今村 at 06:57Comments(2)

温灸と御礼



涼風が立ち始めたので温灸の話題を少々。

これが温灸器。

中に見えているのが筒モグサ。

16種類ほどの生薬が混ざった棒灸。

赤くなっているのは燃えてる証拠。




こんな風に皮膚面に当てて使う。

棒灸は直接は皮膚面には触れない。

つまり皮膚面を焼かないのが温灸の特徴。

遠赤外線の輻射熱だから熱いというよりも

深部まで温まってとっても気持ちがいい!




腰が痛いとか、体がだるいとか、

冷えてるとか、不妊症とか、

そういった症状にとても良く効く。

これから寒くなってくるから温灸のベストシーズン。

足先が冷えて眠れないなんてことが冬場には

よくあるけど、そういう体質も温灸を続けていると

治ってしまう。

不妊症なんかもうまくいけばそれほど回数を

重ねなくても成功する。

当院には最短コース15分1250円という

コスパうれぴーコースもある。

不妊症で悩んでいる方はそのコスパうれぴーコースを

選んで通えば経済的。

当院の口コミ評価は☆4.3で静岡県エリアで

堂々のトップ!

これもひとえに口コミを自発的に投稿してくれた

クライアント様や当院へ通ってくれている常連様の

お蔭です。御礼申しあげます。

どうぞ当院をこれからも宜しくお願い申し上げます。

https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/31517/
  


2018年09月27日 Posted by ハリィー今村 at 19:37Comments(3)

バージョンアップ希望




ひとの肺のなかには常時、

平均174種のウイルスがいる。

その肺常在性ウイルスで正体がわかっている既知の

ウイルスはたった10%、残りの90%が未知のウイルス。

ウイルスには面白いものもいて、

例えばセネカヴァレーウイルスはひとの神経と内分泌系の

表面にあるガン細胞に感染し増殖して、

ガン細胞を殺してしまう。

つまりセネカヴァレーウイルスは自然界が

人間にプレゼントしてくれる制ガンウイルス、

天然の抗ガン剤。しかも正常細胞には無害。

セネカヴァレーウイルスの仲間がたくさんひとの

常在性ウイルスとしてひとの体内に棲んでいれば

ガンにはならない体質になれるかもしれない。

いやそうじゃあない。

本当は人類はセネカヴァレーウイルスのような

有益なウイルスを常在性に取り込めたから

ここまで生き延びたのだろう。

ひとの肺常在性ウイルスのうちの正体不明の90%の

なかにもきっとセネカヴァレーウイルスの仲間のような

有益なウイルスがいるはずだ。

海洋ウイルスが海洋バクテリアに感染し大気中の酸素濃度が

コントロールされているように、

ひとの腸内ウイルスも腸内細菌に感染し

大腸菌が増えすぎないようにコントロールしている。

バクテリアの監視役をウイルスがしていると見ることも可能だ。

ことほどさようにミクロの世界も善悪一如。

ウイルス=悪、という単純な図式は

成り立たない。悪党と思っていたウイルスに

ガン細胞を殺すものすらいる。

生命は複雑系ゆえに単純な論理を押しつけるのは禁物だ。

ひるがえって東洋医学はどうだろうか?

正気と邪気。けっこう大ざっぱだな。

そろそろ東洋医学もバージョンアップすべき。
  


2018年09月27日 Posted by ハリィー今村 at 06:05Comments(0)

独壇場



海水1リットル中にはウイルスが1000億個も存在する。

この海洋ウイルスの総量は海全部の生物量のおよそ15倍。

重さにするとシロナガスクジラ7500万頭分の

ウイルスが海には棲息している。

ウイルスと聞くと病原ウイルスを想像するが

この海洋ウイルスは人体にはほぼ無害。

そしてこの海洋ウイルスは何をしているかというと

海洋バクテリアに取り憑いているのだ。

海洋バクテリアのうちの藻類と光合成細菌は

酸素を放出する。これらの酸素合成細菌に

海洋ウイルスが感染することでその総量をコントロールし、

地球の酸素濃度が今現在の21%に維持されているというわけだ。

酸素合成細菌に感染する海洋ウイルスがもしも減れば

地球の酸素濃度は今よりも上がってくる。

そうなると地上で生きる我々にも何らかの影響が出るだろう。

酸素は増えればいいというものではない。

なぜならもともと酸素は酸化つまり老化を促進する

危険な元素だからだ。

海洋ウイルスなんて言葉はまったく一般には知られていないが、

海洋ウイルスは間違いなく地球環境の変動の鍵を握っている。

ゴジラではなく海洋ウイルスがやがて人類に

リベンジしにくるかもしれない。

むやみに海洋に何かを垂れ流すことは止めたほうがいい。

311後によくそんなことを考えたが、

いくら考えても個人で大きな動きを変えるのは無理と

判断し、最近は自分ネタに終始していた。

まっ、たまにはこんな気宇壮大なネタもいいだろう。

6500万年前に恐竜が絶滅したのは

じつは海洋ウイルスのバランスが崩れた説も面白い。

母なる海とよく言う。

案外、その言葉通り、海洋ウイルスのバランスひとつで

地球生態系が操られているのかもしれない。

ウニのトールライクレセプターは222種。

人間のトールライクレセプターは10種。

ウニは常時、海水を体内に出入りさせるがゆえに

ウイルスを鑑定する受容体のトールライクレセプターの種類が

格段に多いのだ。人間はたった10種のトールライクレセプターで

ウイルスや異物を判定して免疫を駆動している。

そのマクロファージのトールライクレセプターは

ウイルスだけでなくヒートショックプロテインを識別し

マクロファージは活性型のプライミング状態になる。

鍼灸指圧はヒートショックプロテインを誘導することで

マクロファージのトールライクレセプターを惹起し

マクロファージをプライミングすることで

免疫系をアップする。

鍼灸指圧とトールライクレセプターを絡めて論説を展開する

のは世界広しといえど、俺だけだ。

同じ内容ののコラムはこちら

https://www.shinq-compass.jp/salon/column/31517/37984/
  


2018年09月25日 Posted by ハリィー今村 at 06:07Comments(0)

存在意義



名人ビジネスという言葉があるのかどうか知らないが、

鍼灸業界で名人と名を成す者がたどるルートがある。

早い話しが本人の自己申告の臨床実績をアピールする論文や

あるいは発見や考察を論文にして業界の有名誌に

それらが掲載される。そしてそこで連載が始まり、

やがてそれが本として出版される。

そのへんがまずはスタート地点となり、

研究会の大御所であればそこから本の出版が相次ぎ、

セミナーを主催し弟子が増えて、

鍼灸業界で知らぬ者はいない有名人となる。

有名な名人と言われるようになれば患者も押し寄せるようになる。

有名な治療師だから患者側の期待感も大きい。

プラシーボ効果の効き目も絶大だ。

おまけに有名治療師の言葉はべつにたいしたことを

言っていなくてもなんだかそれらしく聞こえる。

1回で治らなくても、だんだん良くなるから

治るまで通いなさい、と言われれば、

ははぁ〜、仰せの通りに致します、と

患者は頭を下げて従う。

そりゃあ、回数通えば治るよ。

それはその有名治療師の腕じゃあなくて

自然治癒力。おれの亡くなった祖母も

おれが治療師になるうんと昔、

1年半、近くの接骨院に通って膝の痛みを治したもん。

1年半も通わせるっていったいどんだけ患者を

舐めてるのかって話しだよ!

なんにも効かない治療だったのさ。

ようはコレは通い続けて自然治癒。

歩いて通うのが治癒を促した。

じゃあ同じ距離の散歩でエエねん(笑)

治療師の腕とは自然治癒ではなく人為治癒の促進。

治療により自然治癒よりも速める人為治癒治療ができる

治療師だから名人の称号を得るわけだろ。

回数通えば治る、とか平気で言うヤツ。

こいつらぜんぶニセモノ、マガイモノ、

インチキ、デタラメハチベエ、に決まってるじゃん。

頭にあるのは治療院経営のことだけ。

1回で治すのと10回で治すのと、どっちがいいか?

そりゃあ1回で治したら1回分の治療費しか治療師の

もとには入らない。それを10回で治せば9回分余分に

治療費がもらえる。

1回で治すよりも10回で治すほうが経営的に儲かるから

名人はだんだん良くなるから通え、と平気でうそぶいているの。

名人は名人らしく見えるように長髪を後ろで束ねたり、

それっぽく見える衣装を身につけたりしている。

髪の毛をそれっぽくして、口ひげをたくわえて、

衣装もらしい。

これが名人ビジネスに欠かせない名人3点セットだ。

ファンシーグッズのお店で売ってもいいね。

うん、亀仙人セットで代用できるかも(笑)

まあ結局、詐欺師の門構えならぬ名人の門構え。

これが名人ビジネスというわけだ。

論文掲載、出版、セミナー主催、患者の回転率の効率化。

こうした一連の名人ビジネスに長けた治療師が

我が業界でも幅を利かせてきた。

そこにインターネットの波が押し寄せて、

今は口コミランキングをアピールする宣伝ポータルサイトが

全盛期を迎えている。これもいろいろと裏があるのは

すでにネット民には常識となっており、

バブル期を迎えてこれからは少しずつシュリンクしていく

気配を感じている。インチキの口コミではいかんせん

そのうち見破られて見る側に飽きられる。

いや呆れられる。口コミと謳う以上は本来は

絶対にウソがあってはイカンのだ!

俺の現在の☆評価点数をよく見てくれ。

4点台なんて全国区でもいないんだぜ。

我が治療院、光伯堂は今ほんとにほんまに

ぶっちぎり、文句なしの日本1レベルの☆評価点数!

なのになんで県エリアや地区エリアですら

ページトップに表示されないんだよっ!

どう考えてもメチャクチャおかしいだろ!

まっ、忖度なコモゴモがあるということさ。

すべての情報の真贋正否がまともにジャッジされ、

インチキ名人やインチキ口コミが淘汰一掃されて、

真にリテラシーに目覚めた受け手が

ホンモノを選択できる時代が来る予感が今到来している。

いやそうなって欲しい。

そうなればいよいよ俺の出番だ(笑)

情報発信のモチベーションが落ちていたが、

ネタ帳をチェックしたり次々にコラムや記事を投稿したり、

なんだか最近また書くモードに入ってきた。

だけどまたすぐに飽きるからね(笑)

まっ、でも今は乗ってきたから、

勢いで書いてみる。

名人ビジネスは俺には向かん。

ロスタイムが多いじゃん。

執筆時間、出版の打ち合わせ、セミナーのプロデュース、

それらすべてにかかわり時間泥棒に盗まれていく時間。

そんな時間泥棒に時間をくれてやるために治療師に

なったのでは断じてない。

患者に触れている時間が治療師のすべて。

名人ビジネスに長けて名人と呼ばれるよりも

患者に触れている時間が長いほうが

俺の性に合っている。

患者に触れている時間が自分が生きている存在意義。

名人であるよりも親しみやすい治療師でありたい、

と思う今日この頃。

親しみやすい治療師であろうとする治療師の詳細情報はこちら

https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/31517/
  


2018年09月24日 Posted by ハリィー今村 at 06:30Comments(2)

新しい東洋医学



東洋医学は古代中国を起源とする。

それゆえに古代中国の哲学思想や宇宙観が

その医学理論のベースになった。

そしてここ2000年、その中国発祥の

東洋医学がスタンダードの伝統とされた。

それはある意味、当然のことであり、

それに従うのは鍼灸師であれば当たり前だ、

と暗黙の了解に認知支配されてきた。

だがそれだけが東洋医学なのか?

古代中国に起源を持つ東洋医学とはまったく異なる

新しい東洋医学を創設してはいけないのだろうか?

古代中国には現代で言う科学は無かった。

顕微鏡も無ければインターネットも無い。

だから情報はどれだけ集めてもたかが知れていた。

一部の医療者が収集した情報をコツコツと編纂し、

それなりの医学情報がアーカイブとして古典医書に

記載されている。だがそれはあくまで当時の

ノンビリとした時代背景で集められたものであり、

その記述は貴重だが今現在では使えないものも多い。

虚実、寒熱、陰陽、表裏、・・・

どんなに頑張っても分子レベルの具体性とは比べものに

ならないほどに大ざっぱな視点しか持ち得なかった古代。

なぜそれをそのまま今でも使い続けるのだろうか?

もちろん今でもそんな大ざっぱな概念で鍼灸指圧をしても

十分に効果を発揮し、場合によっては現代医学を凌駕する

驚異的な治験が上がっていることも事実だ。

だがそれはそれとして、どうしても現代鍼灸が果たさねば

ならないミッションが、私が推し進めている

「細胞生理学で読み解く鍼灸指圧の治効原理」

であることは何度でも強調していく。

老荘思想、天人合一思想、まことに気宇壮大で崇高。

まったくもってけっこうけだらけ。

だけどその老荘の寝言がどれだけ実践で役に立つというのか?

もうこんな誇大妄想な尾ひれ、お飾り、詐欺師の門構えは、

要らないって。捨て去ってケッコー。

そんな老荘の御託を並べるよりも大事なことは、

万人が理解できる言葉で鍼灸指圧の治効原理を説明すること。

それをやらずして何が名人、何がカリスマ、

何が達人だって、ほんまに、怒るで!

ひとの皮膚を培養した神経も脳もない培養皮膚。

この培養皮膚に圧力を加えるとこの培養皮膚は

その遺伝子を起動し一酸化窒素を合成するのだ!

この発見がどれほど凄いか!

プラシーボなんかこれっぽちも通じない単なる皮膚だけの

生き物と言える培養皮膚。

その皮膚だけの生き物が圧力というストレスに応じて

自前で一酸化窒素という血管拡張ホルモンを合成し、

圧力に対抗するのだ。

鍼灸指圧をするとひとの皮膚と血管壁が両方で

一酸化窒素を合成すると目されている。

つまり鍼灸指圧は体壁筋肉系の皮膚と血管壁の遺伝子に

働きかけて血流を促進する一酸化窒素の合成を

促進するのだ。

もっとも大事な原理はもっとも身近で手に届く

いや手の内にあったのだ。

2000年かかってついに鍼灸指圧がなぜ効くのか、

をサクッと単純に説明できる時代がようやく到来した。

新しい東洋医学は今ここから始まる。
  


2018年09月23日 Posted by ハリィー今村 at 19:25Comments(0)

ミッション


ホワイトサウルスの後ろ姿


世の中には難しいことを難しく言うインテリがいる。

我が業界ではデントー派やコテン派がそう。

いやデントーやコテン派閥だけではない。

ゲンダイ派やカガク系も同じか。

そのようにネタにするジャンルは異なるが、

とにかく三行を読むのも憚れるほどに難しい情報発信。

コレってどうなんだろうか?

世の中には難しいことをわかりやすく伝える達人もいる。

決して難しい言葉を使わず誰でも理解できる一般的な

表現を用いて言いたいことを伝える。

私が今目指しているのはもちろんコッチだ。

デントーでもコテンでもゲンダイでもカガクでもない。

俺にしか出せない味。

これからもそれを追及していく。

俺のミッションは「細胞生理学で読み解く鍼灸指圧の治効原理」を

完成させること。

これもやはり難しくなくサクッと読めるものでなければならない。

その試論として今、鍼灸コンパスのコラム欄で

少しずつ論考を重ねている。

こちらもご一読ください。

https://www.shinq-compass.jp/salon/columnlist/31517/
  


2018年09月23日 Posted by ハリィー今村 at 05:50Comments(0)

近況報告


足の三里に指圧する図


デントーやコテンの論理体系になじめなかった私は

「細胞生理学で読み解く鍼灸指圧の治効原理」という

新ジャンルの創設に邁進した。

その軌跡はこのブログの前身の「養生法の探求」ブログに

すべて収められている。

ただアレは自分でも読み返す気が起きないほど

ちょっと読むのがめんどくさい(笑)

だからあまりお奨めしない。

あと今、連載を持っているのがスピリチュアル系サイトの

トリニティの健康欄のコラム。

こちらも更新頻度が落ちていたけど、

ボチボチと再開するつもり。

それから鍼灸コンパスのコラム欄。

これもここんとこ更新していなかったが、

そろそろ再起動する。

鍼灸コンパスの口コミ点数の評価方式が変更になったようだが、

静岡県での掲載順位は10位以下だが、

その評価点がいきなりトップ画面に掲載されているなかで

一位になった! これはなかなか嬉しいぞ(笑)

さて筋トレだが、これはたぶん体に悪い。

すでに筋トレはスポーツと同じく利権産業と化しているので

あんまりコレをつっつくのはちょっとヤバイが

ようは筋肉を太らせるというのは早い話しが

からだに無用な負担を増しているわけで、

細胞分裂を促進するようなそんな無謀な行為が

健康を増進するわけがないのは、基礎的な医学知識があれば

誰でもわかる道理。


そんな筋肉信仰に一石を投じたトリニティ記事はこちら

https://www.el-aura.com/kouhakudo20180921/



鍼灸コンパスの光伯堂ページはこちら

https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/31517/



※その鍼灸コンパスの口コミランキングの静岡県エリアの

順位は只今はギリギリトップ画面に残る19位、

でも☆の評価点に注目、

じつはトップ20の治療院がすべて軒並み3点台なのに、

うちの光伯堂の評価点だけが頭抜けてなんと4.3!

そう一番なんですっ! てへっ、照れるぜ(笑)

https://www.shinq-compass.jp/area/shizuoka/list/



  


2018年09月22日 Posted by ハリィー今村 at 06:09Comments(2)

指先の羅針盤


経絡人形を我が家の近所のママヤマ(縄文遺跡)で発見!




中国が起源と思われていた東洋医学は

じつは日本の縄文に起源があった。

なんてことを言うと本業会が騒然となる

なんてことはたぶん無いね。

だいたい私は無名だしコネも無いし、

大手のメディアには無縁。

研究会にも所属せず、ただの一匹狼。

論文を提出する気などサラサラ無し。

まあそういうことでネタ的には話題になることもなく

たぶんほぼ永久に東洋医学は中国が起源という

通説、仮説、ごり押しが、まかり通っていくはずだ。

もしも中国思想に鍼灸指圧が染まらなかったら

どんな理論体系になっただろうか。

それはいまとなっては知るよしもないが、

日本文化に育まれれば少なくとも

ガチガチのコテコテの論理体系には

ならなかっただろう。

中医学の弁証論治、アレは俺には性が合わない。

まさか人体がそんな精緻な論理で解読できるほどに

機械的であるわけがない。

生命は論理ではない。

生命はあくまでナマモノ。

ナマモノと論理は似ても似つかない。

ナマモノにはナマモノで対処するのが一番いい。

ナマモノという患者にナマモノの手指で立ち向かう。

そのナマモノ対決のとき、論理はどこかへ消し飛ぶ。

論理ではなくナマモノの指先が患者のナマの情報を

伝えてくる。その指先の羅針盤だけが

私のよりどころ。

論理はどれほど精緻でも作り話。

論理には興味なし。

興味があるのは指先から入力される情報だけ。

あとの情報は私にはほとんど無用だ。
  


2018年09月19日 Posted by ハリィー今村 at 19:57Comments(3)

リインカーネーション



西洋医学がそれなりにマトモになったのは

20世紀のはじめに消毒の概念が出来上がり、

殺菌が常識になってから。

そうなるまえは消毒もしないで外科手術をして

致死率70%越えが当たり前だった。

ようはお粗末極まりないレベルの医療しか

それまで西洋医学にはなかったのだ。

洗脳教育のせいかどうかは知らないが

大方の日本人は進歩的文化はいつも外国から

輸入されて、その外国文化のお蔭で

日本の文化は洗練されて良くなったと錯覚している。

そんなわけねぇじゃん!

もともと大和文字と呼べる古代文字は存在したし、

縄文時代にすでに高度な文明がこの日本には華開いていた。

その証拠のひとつが縄文土器をはじめとした

独創的な造形。あんな優れたデザインは世界のどこを

探してもないはずだ。

また日本の古代文献にはすでに中医学の五臓六腑のプロトタイプと

呼べる「イクラムワタ」という表現すらある。

はやいはなしが当時は中国大陸と地続きだった日本列島から

じつは縄文医学の情報が中国に伝わり、

それを元にして中国医学の基本理念が出来た、というのが

誰も信じないだろうトンデモな真相だと私は独断している。

そもそもツボという表記は中医学の書物で見かけたことがない。

経穴(けいけつ)や経絡(けいらく)ならば普通にあるが。

ツボはものの本によればウツホが語源。

ウツホとは空という漢字の概念に近い。

当て字を無理やりするとウツホは動壺。

ウツホが訛ってウツボ、ウツボのウが取れてツボ。

もともとが空(くう)というのもなんだか

ツボの概念を初期化しようとしている私には非常に意味深で

興味深い。

早い話しがなんとでもなるような大きな概念だったものが

原初的な意味でのツボの意味に近いようだ。

それがどこでどう間違ったのか大きな意味合いから

非常に小さな意味での総数361個の体表上の治療ポイントに

成り下がってしまったというパラドックス。

あえて言えば皮膚全体のすべてがツボであるし、

それを言うなら60兆個の細胞すべてがツボだし、

もっと言えば人体そのものがツボで、

人体がツボならば地球も太陽系も銀河系も

宇宙そのものがツボと言えるはずなのだ。

ところが中国文化に染め上げられたばっかりに

易経、陰陽五行論、相生相克、邪正闘争、

臓腑経絡説、経穴、などというチマチマとしたじつに

めんどくさい理論の迷宮にツボがはまり込んでしまったのだ。

中国哲学の臭いをスッパリと消し去り、

ツボを縄文の天空に解き放つ。

さすればひとの体表からツボは消えて、

もとの文字がないサッパリとしたナリに生まれ変わるだろう。

そうしてツボの刻印のない体表に鍼灸指圧をする時、

ようやく皮膚の下で起こるエッジ・エフェクトな

界面効果の科学的真実に開眼するのだ。

ひとの皮膚や筋肉や血管壁は鍼灸指圧の刺激に応じて

遺伝子の機能を起動し有益な生理活性分子を合成できる。

この最先端のエビデンスを中医学のバーチャルな生命観を

むりやり作った当時の鍼灸師たちが聞けば、

狂喜乱舞して感涙にむせぶはずだ。

そしてきっと私と同じように思考し、

0ツボフラットな地平から理論を再構築するだろう。

私がやろうとしていることは2000年前の鍼灸師と

なんら変わりないのだ。

リインカーネーション。

東洋医学は何度も生まれ変わり再生する。
  


2018年09月18日 Posted by ハリィー今村 at 19:49Comments(0)