指圧賛歌

少彦名の 二が手にて 撫でれば落ちる 毒の虫
押せば無くなる 病の血潮 降りよ下がれよ 出で早く
古歌より
指圧の心 母心 押せば命の 泉湧く
浪越徳次郎
日本には世界に誇る指圧がある。
指圧は中国按摩の拇指圧迫法を洗練させて
生み出した日本オリジナルの手技だ。
だがその見た目がただ指で押すだけの
手技ゆえに誰でもできると錯覚され、
ほとんど尊重されることはない。
街中から指圧の看板はすでに消えて久しい。
こうして素晴らしい日本オリジナルの手技は
今や絶滅するところだ。
誰のせいかとかもうそんなことはどうでもいい。
ただ自分は指圧を誇りに思い続けていく。
指圧で発生する一酸化窒素は血管拡張ホルモンだが
一酸化窒素には外部被曝に対する免疫機能があることが
マウス実験で立証されている。
最近の阿修羅掲示板の原発板を見ると
すでに戦慄を覚える状況を迎えていることがわかる。
なんでもない。取るに足らない。
ぜんぜんありがたくもない。
ありふれたもの。
そんな誰もが手に入れることができるものに
じつはもっとも大切なものがある。
指圧。これこそ日本の宝。
指圧よ、日本を、そして世界を救え!