天地自然の教え




「脊椎動物も地球上の生物の一部にすぎません。

たとえば、身近なイカやタコ、カタツムリなどの軟体動物、

エビやカニなどの甲殻類、ホヤなどの原索動物、

なにより地球上でもっとも繁栄をきわめていると

いわれる昆虫類でさえ、脊髄は持っていません。

つまり彼らは獲得免疫を持たない、病原体に対して

抗体を産生できない生物なのです。

そんなことで、はたして生きていけるのか?

なんだか不思議な感じがします。

自然界には細菌やウイルスなどさまざまな病原体が存在し、

生物は日夜それらの脅威にさらされているのです。

もちろん人間や、人間に飼われている一部の生物を除いて、

予防接種などはしていません。」

坂野上淳著 審良静男研究室監修

『新しい自然免疫学 免疫システムの真の主役』

技術評論社



人間以外の自然は常に平常通り

植物も動物もみな普通

コロナで大騒ぎしている種はいない

桜の花もそろそろ満開

季節はいつも通り巡っている



人間もついこの間までワクチンなど打たずに

普通に生きてきた

絶滅することもなく

なぜか?

人間にも昆虫や軟体動物のような

強靭な自然免疫系が備わっているから

その人間の強靭な自然免疫系の主役が

大食細胞 またの名を マクロファージ

マクロファージが細菌やウイルスをとらえて

その情報を獲得免疫系に伝達することで

人間の免疫は正常に機能する仕組み

つまりマクロファージの活性に

人間の免疫のすべてが託されている

マクロファージの活性は マクロファージの細胞膜にあるTLR

トールライクレセプター と呼ばれる受容体に

抗原となる分子がヒットすることで維持される

異物抗原→マクロファージ→マクロファージの活性化

マクロファージがたえず抗原にさらされることで

私たちの免疫システムは正常に機能するのだ

もしも無菌室 無ウイルス空間に ずっといれば

人間の免疫系は抗原に触れる機会を逸し

やがて免疫系はなまくらになり機能しなくなるだろう

免疫系がシャットダウンした状態で

いきなり抗原にさらされたら

マクロファージが活性化する前に抗原の攻撃が上回り

感染を引き起こす危険性が増すだろう

消毒殺菌の徹底 マスクの常用とはまさにコレだ

感染防御の目的でやっていることが

感染をかえって誘発する

こんな当たり前の事は免疫の基礎がわかっていれば

本来なら猿でもわかるはず



人間社会ではなく自然界に目を向ければ

いつもそこに答えがある





『聖人と称し仏陀と号するも もとより人なれば

畢竟 我 講究討論の友にして師とするものは 天地なり』

三浦梅園




天地自然の教えこそ真理








2021年03月28日 Posted byハリィー今村 at 14:17 │Comments(1)

この記事へのコメント
なんとかに刃物

なんとかにコロナ

なんとかにワクチン

嗚呼 狂気の世界
Posted by ハリー今村 at 2021年03月28日 16:13
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    コメント(1)